夏の前の日



タクとかミズキとか、
さっそく俺がいっちゃってるのを見て
目を丸くしている。

口説いた、とでも思われたのだろうか。

ーーー全くの逆なのに。


キャッシャーにシンはいなくて
出たすぐのところで
ぶっ飛んでるのを見つけた。


「シン、公園行こうや」

最中の親友を呼んで、近くの公園へ行った。



「ーーーなに?」


相変わらず冷めた目と口調。
かなり強気の女。

普通の女なら
ならまんざらでもない感じなのに。


「みんながあんたのこと騒いどった。
 新入りの可愛いやつがいるって」

公園の街灯は明るくて
この女の顔をよく照らした。

作り物かってくらい美人。


「ーーーッハ、どこが」

自分に自信なんでなさそうに
嘲笑った。

「まさかの自覚ないやつ?
 あ、俺がユウでこいつはシン。
 おねーさんは?20歳くらい?」

「・・・リン。15」

15?は・・・?