Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜




真木さん、立ち上がって
車に向かって歩き出した




「夏、星祭あんだろ」


「う…うんっ!!!」


「んで」


「…うんっ!!」


「何かあったら、すぐにそれで呼べ」




―――… ケータイ




「よ… 呼べっち…
真木しゃんは東京で、大変やけ…
…… ぃ痛ああああああああッッ!!」


「バーカ
魔法使いに距離とか、時間とか
そんなもん、何も関係ねえだろ?」




運転席から、肩乗り出して
ニヤッと笑う 魔法使い…


クルーザーの時と、同じ顔 ―――




「――…… うんっ!!」