Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜





背中に汗


「… あっ…あの…っ!!
が…楽器ありがとうっち…
い…言い忘れてたけん…!!」




コンビニのショーウインドー
その前のベンチ


灰皿の横に、真木さんは座ってて
わたしは…その隣に座ってる




「だけん…
なしけん、うちん欲しかモン
わかったと…?」



実は、何も考えないで
ただ話したくて、走って来たから…


ギモンに思ってたこと、聞いてみた…




「わかるも何も
判り易過ぎなんだよ」


「へ?」


真木さん、笑ってる




「欲しいモンの前で
オマエら、動き止まるからな」


「えええっ?!嘘ぉ!!」


「ホントホント
ずーっと視線、向かってるし」


「え〜〜っ?!」




―――… それから


ケータイ出して、写メ見せたり
どうでもいい事、たくさん話しかけた


パーティーで見た、花の事とか
どの料理がおいしかったとか…




ホントは…


時間、気にしてるのも知ってた…


でも


だって…話、切れたら
真木さん…


「あ…あのなぁ?
これ、この前の…!」




「――― 遊びに行くよ」


「… え」