「なんやる? ちゃがスイ、なんやろうか!!」 大喜びで、わたしの手をつかむアヤちゃん 「… も〜! ホントに、夏休みになってからだよ?!」 大きくため息をつきながら 仕方なさそうに笑ってるカコちゃん 言い出しっぺアヤちゃん それを考えるカコちゃん いつもの三人、いつもの時間 少しだけ先の、未来を決めた 船は街に着いて カコちゃんとは、また明日 アヤちゃんとは昇降口でわかれ わたしは、教室に向かう ――――