「私…時間ばっかり気にしてて…
いっぱいいっぱいになっちゃって…」
「な…!早苗さん?!」
「いあ〜?なし泣くん?!」
「ご、ごめんなさいっ!
こ、こんなのマネージャー、失格だよ…」
「やぁ、新人同士
仲良くやりましょーたい」
「うん、うん」
それからは、到着するまで
年下のわたし達が必死に
年上の早苗さんをなぐさめてて
タクシーの運転手さんに 笑われたりした
… ホントはすごい、緊張して
どうしていいのか
本気でわからなくなってたのに
今は皆 笑ってる
島からはどんどん、遠ざかって行くけど
キモチはどんどん
近づいて行く気がした ―――


