Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜








電球のついた、倉庫の前で


カコちゃんの反応は
わたし達と、おんなじだった




「――… これ
絶対、真木さん… だよね」


「うん…」


「アヤ、連絡取れた?」


「そいの〜電源切っちるんか
メール、返っち来なかんばい」


「――…」




部屋ん真ん中
お弁当、三人で食べながら


マイクスタンドを背にして
ぼーっと、楽器たちを眺める




「――… どうする?」


「… どげんするっち、決まっちる」


「アヤはむしろ
今すぐにでも、返事 したいんやろ?」


「当たり前〜」




アヤちゃん、けらけら笑って


カコちゃんの頬も
なんだか少し、赤く見えるのは


オレンジ色した電球の
光のせいだけじゃ ないと、思う…




「スイは…?」




「――… よく…わかんなかぁよ…」


「そりゃ〜そげんねぇ…」