アイスかじりながら 髪を二つに結んだアヤちゃんが 坂をギコギコ、自転車を押して登って来た 「おはよぉアヤちゃん!! ふんたふんた、直ったと?!」 「ふは〜暑い〜 修理出しよった〜 スイは、どこ来ると?」 「ま、真木しゃんに、会いに!」 「え?」 「今日んお昼 帰るっち、言うてたから…」 「え…真木しゃんやったら、今しゃっき フェリー乗り場で見かけて、声かけたよ」 「うん、お、お弁当」 「用事出来よるがら、東京帰るっち」