Crystal Sky 〜お姫様は、魔法使いに恋をする。〜




防波堤


さざ波 ―――…




夜が早くて
朝が早い島は


商店街、もう帆を閉じていたけど
白い月が 照らしてるせいなのか


賑やかな空気
まだ残ってる感じで 明るい




港から 市場周りの
かわら屋根が密集した、細道を歩くと


家族皆の笑い事や
テレビの音が聞こえて来た




「――― どこも変わらないな」


「え?!」


「こういうさ
家がたくさんある道の、夜の情景」




「…そうなん?」


「妹のトモダチん家の辺りも
こんな感じだわ」


「―― !!
妹しゃん、おるん?!いくつ?!?!」


「オマエらと変わらねえよ」


「―― キレイな子なんちゃろうなぁ…」




「スイ」


「?!…うん!!」