ツルツルしてる 板張りの床
「…あのなぁ?甘鯛なぁ?」
「うん」
「お祝いん時に、食べると」
「そっか…
なら、ちょうどよかったな
テスト お疲れ」
笑顔で頭、ガシガシされる
うれしい
冷凍庫に、お魚しまって
ジュースの袋持って、居間に座った
… なんか 静か
やけに、テレビとか
扇風機の音が、大きく聞こえる…
プシュって音がして振り返ったら
魔法使いが ビールの缶、あけてた
「スイも飲んどけ」
「う…うんっ」
たしかに、ものすご〜く
ノドが乾いてて…
袋から、ジュース出して握った
冷たくて キモチいいけど
な、なんかすごく、焦ってる…
「―― あ、あれ…?真木しゃん!」
「ん?」
「りょ…料理、せんの?」
「だってオレ、料理出来ねえもん」
「え…、え〜!変なん〜
あげな事いっとったんに〜」
「どんな事だよ」
「ほら!料理は物理に似てるとか〜」
「アレはアレ、コレはコレ。」
「……!」
笑いながら続けて話、しようと思ったら
ノド裏返って、咳込んだ
「平気か?」
「大…丈夫!」
プル、慌てて開けたら ―――
「―― うおっ!!!」
「わ…ひゃあああああっ!!」


