「おばいちゃん!
ごちそげんさまでした!」
「送って来ます」
「はいはい!行っちら〜っしゃい」
濡れて乾いた坂道
サンダルとローファー
夜になると 雲は晴れて
夏の星座が キラキラ光ってる
「なあなあ真木しゃん
リョーマは今、どこにいると?」
「西部に行って、ガンマンやってる」
「えっ
モンゴルに、サノスケといたのに?!」
ご飯の後 少し読ませてもらったら
すごく目茶苦茶だけど、面白かった
… それになんか、リョーマくんが
魔法使いと性格 似てるっていうか
そのままというか…
「―― 何か今日、考え込んでたな」
「… えっ」
「オレに言いにくい事なら
別に話さなくていいけどさ
友達に少しは、話してやれ」
「……」
――… 考えてた事
元気にしてた つもりだったんだけど
やっぱり、こういうのって
バレちゃうのかな…
… ううん
魔法使いが 勘 良すぎるんだ
カコちゃんとアヤちゃんは
ずっと一緒にいるから…
でも、他の人には
何考えてるがわからんって
たまに、言われるのに…
でも…
まだ、思い付いてない …――
わたしが 魔法使いに出来ること
「… 真木しゃん」
「ん?」
ノド
音 聞こえたかもしれない…
「…… 明日の 夕方……ぉる…?」
「居るぞ」


