波の音 ―――
「… 告る時 泣くのは反則」
「らっ…
答なん…か、いらんけん!
そいに
真木しゃんか…
誰か…好いとぉのもわかっとう…」
「――― うん」
心臓 ピキってした…
「ょか…」
「え?」
「そ…んでも…よか…
うち、二番目ばってん…よか」
すごい勇気を持って
そう言った瞬間
――… なんか 目
火花 散った
「…痛ああああああ!!!」
「当たり前だバカヤロウ!!
… そういう発言はな
百万年早えんだよ!!クソガキ!!」
「やめてやめてやめてぇ!
おでこ割れちゃう〜〜!!」
「あのなあ
… オレはオマエが面白いから
釣りにも誘ったし、今日も楽しかった
茶番じみた、真夏の夜の夢に
都合良く付き合って欲しいだけなら
早く帰って、違うオトコ捜せや」
「ち…違う…っ!!」


