先輩は、笑って… その話は すぐに終わり …――― 茶髪の先輩が 寝転びながら ケータイのアンテナ ちょこちょこ動かしてて この時間、いつもかかってる番組が 青い空の下に流れる お弁当 いつものように拡げて いつもの会話と 笑い声 チャイムが鳴って、教室に戻ると なんか、クラスの人達が 後ろの壁で一生懸命、メモ取ってる ―――… テスト そっか、テストか… なんかよく わかんない