ガラッ 「すずちゃんおはよう」 「熱何度だった?」 新庄先生がなぜか和樹先輩と一緒に来た。 「36.4です」 「…それじゃあ俺たちの前で計ってくれる?」 「や…です」 「熱ないんで」 「和樹、ちょっとあの子連れてきて」 「ああ、分かった」 あの子って誰? 「すずちゃんお粥食べた?」 「一口食べました」 「一口か…もう無理?」 「はい…」 「そっか、じゃあ点滴させてね?」 「えっ…大丈夫ですよ」