(僕はこれをキッカケに登校拒否するようになった…)

義男は、この日の行動をずっと後悔していた。

大人になって記憶を塞いでいたが今となっては関係無い。
できる事ならなかった事にしたかった。

そんな時だった。

なぜか分からないが、メッセージを送れる気がした。

本当に自然に、話しかけるような感覚でメッセージが伝えれるような気がした。

いや、確信だった。

後は自分がメッセージを送る選択をするだけだった。