やり直し。

加奈子をキッカケに義男は、隆と縁を切る事になる。

それは今でも後悔している事の一つだった。

それは、ある日の夜の事だった。

義男は大学の近くにある公園で道草をくっていた。

時刻は午後の7時を回った頃だった。

空も薄暗くなり、気温も下がり始めたので、帰ろうと出口に向かう義男。

公園の入り口から泣きながら加奈子が入ってくる。

『おい、加奈子、どうしたんだ?』