クリスマスの日
私たちはクリスマスデートすることになって、花町の駅前で待ち合わせしてた。
同じアパートに住んでんのに、なんでだかね。

あかり『玲君、おっそいなー。待ち合わせここであってるよね、。』

10時に待ち合わせしてるはずなのに
もう時刻は10時半を過ぎてる。

…なにかあったのかな。

あかり『もう少し、待ってみよう。』


…30分経過。

もう11時過ぎた。

1時間遅れるってあり?
連絡のひとつくらいよこしてもいいんじゃない?

どーしよ。このままここにいてもなぁ

外は氷のように冷たく寒い。

風邪ひいちゃうし>_<


そのあと12時まで待ったけど玲君は来ず…


あーあ。デート、楽しみにしてたんだけどなぁ。


そう思って家に帰ろうとした時。


あかり『…あれ?玲君…』


なんとなんと目の前に玲君がいるではないか。
でも待てよ。なんで女の人と楽しそうにしゃべってんの?
私とのデートはなかったことになってるかんじ??

玲君と謎の女の人は私に気づかず通り過ぎていく。


呆然と立ち尽くす私をあざ笑うかのように、周りのカップルは私の隣を過ぎていく。


あかり『…今日、クリスマスだよね。
結局ぼっちじゃんか笑』


いつのまにか涙が溢れてた。

私は、今、何してんだろ。

帰ろ。


そして帰宅。

寒空の下で2時間立ちっぱだったからか、身体が重い。

熱を測ると…

あかり『ですよね〜笑』

38度2分。

あー。だるくなってきた。

その時だった。

着信音がなった。