家の前まで来てチャイムを鳴らそうとした時。 奈々の部屋の電気がついてないことに気付いた。 「どこ行ってんだ。」 あとから考えれば、 たまたま部屋に居なかったのかもしれないし 暗い部屋で泣いていたかもしれない。 だけど思い浮かんだ場所があった。 「あそこか。」 奈々の番号にかけながらまた走り出す。