佐々野 夏々歌(ささの ななか)

鷹坂(たかざか)高校の1年生人見知りで友達も少なく図書室の委員長をしている

髪はいつも肩に付くぐらいのショートに音符のついた髪止めをしていた。



男子生徒「ささのーぉ」
 


『はい?』



男子生徒「悪いけど今日の日直変わってくんない?、頼むよーー!!っな?」



『別に構わないけど』



男子生徒「え!マジ!サンキューさすが佐々野!頼むなーぁー!」



机に置かれた日直のにっしこれにはほとんど私が書いた日付があった。
頼まれるのが日課になっている。



(でも、クラスの役に立っているならー。)
私はそれでよかった。




彩乃「なな!もしかしてまた、日直の仕事引き受けたの!?」



『彩乃、うん、まぁー』



彩乃「うん、まぁーー・・・じゃなよ、これで何回め?ちゃんと断らなきゃ!」

 

『分かってるけど・・・。』

 

彩乃「分かってないよ!これはクラスの仕事!ななだけの仕事じゃないのにー!」



『彩乃、私大丈夫だからね?慣れてるし!』



彩乃「ななが言うなら、でも嫌だったら言うんだよ!」

 
『わかった、ありがと。』