アイシテルを届けても


目の前に映ったのはあまり芸能人なんて知らな
い私でもビックリするぐらいの人。

なんでこんなところに?

頭の中がぐるぐる。

私の顔が固まっているのに気付いたのか

向こうから一言。

「ごめんね自己紹介まだだったね、八乙女光。
よろしくね!」

自己紹介なんていらないくらいよく知ってる。

だって彼はアイドルなのだから。