相手の気持ちも読めず、どんどんと追い詰められていく状況にパニクって、涙が滲んできた。
「千春さんごめんなさい!!本当に違うの!!エッチな事考えてたわけじゃ無いってゆうか………あー私、何言ってんだろ!!」
「花枝が触りたいなら………いいよ。触ってみる?」
「えっ!?いいの?」
(とっさにいいのって聞いちゃったじゃんバカ………。)
「どうぞ………。」
ゆっくりとTシャツを目繰り上げてくれている。
そっと手を伸ばして腹筋の辺りを押してみると程よい弾力があって、温かい。
ここぞとばかりにじっくり観察してしまう。
「花枝………。なんか、くすぐったい………。触るならもっとしっかり触って。」
手を掴まれトンと胸に当てられた。
ドクッドクッドクッドク………
いつもより速い心臓のリズムが千春さんの緊張を教えている。
(これ以上は止めとこう………拒絶反応出たら大変だし。てゆうか、私がかなりへこむしね。)
名残惜しく手を離そうとすると私を囲むように彼の腕が私の腰に回った。
「千春さん?」
「ごめん。………こんな事でさえ辿々しくて………。」
目に見えて落ち込んでる。



