それでもあなたと結婚したいです。


“まずは、千春さんにとって、あなたがどの程度特別なのか知る必要があります。知られて無理されても意味がないので、くれぐれもバレないようにチェックしてみてください。”


「って言われてもなぁ~。はぁ~~。……どう攻めたらいいのやら。」


夕食を作りながら、独り作戦を練る。


「花枝さん。お皿持って来ましたよ!これでいいですか?」


「ありがとう!」


(よし、まずは………)


さりげなく千春さんの皿を持つ手を握ってみる。


「あ、あの………どうかしました?この皿じゃ駄目でしたか?」


(う~ん、手はOKか。じゃあ、これはどうかな?)


「おっとと。」


またもや、さりげなく千春さんの胸に頬を寄せてしがみついてみる。


「花枝さん!大丈夫ですか?」


しっかり抱き留められて上から顔を覗きこまれた。


ドキドキ ドキドキ ドキドキ


(うわっ!近いって、もぅ!こうゆうことは平気でするんだから!本当に意味わかんない!!)