それでもあなたと結婚したいです。


「急なセッティングにもかかわらず、秘書課の皆様にはご足労下さいましてありがとうございます!!!綺麗所に囲まれて若干緊張しております!!!」


「嘘つけ~~!!」


「美女の合いの手が入ったところで、………今日もお疲れさまでした!!!乾杯~~!!」


勢い良くグラスがぶつかる音で営業一課&秘書課の他課交流飲み会が始まった。

営業だけあって、皆トークはピカイチで退屈はしない。

私はと言えば、飢えた女子社員から、白川部長を守る為ピタッと離れず周りを見張っていた。

はっきり言って飲み会どころではない。

女子社員には目の敵にされるし、全く損な役回りだ。


「白川部長~~。次、何飲みますかぁ~~?私、頼んで来ますぅ!」


「焼酎水割り。私がもう頼みましたから大丈夫よ!」


「え~~そんなぁ~~!」


「白川部長~~!!そんな番犬と一緒に居ないでこっちで一緒に飲みましょうよ~~!!」


営業一課クィーン。

売上成績毎年トップの水川 令子だ。

彼女も白川部長を狙ってるとされていて、私の天敵だ。


「そうよ!私は女と言う外敵から部長を守る番犬よ!これ以上、部長に近づいたら、噛み付くワン!!」