「ベロウソフちゃんの実験過程は完璧だったはずなのに!!何か、異物が入ったとか……」


ードンッ!!!


テンパり、あたふたしていると、ついにシャーレが爆発し、煙と何かキラキラ光るような粉が散布する。


「ゴホッ、ゴホッ!!」


わーっ!!びっくりした!!
やばい、煙で何も見えないっ………



私は目を擦ろうとして、その異変に気づいた。
目を擦ろうとすると、やけに目がチクチクする。


それに………


やけに、肌に当たる手の感触が柔らかい。いや、短い!?


晴れていく煙の隙間から、天井が見える。見慣れた天井のはずが、今はやけに高く見える。



そして、完全に煙が晴れて、驚愕する。