「そうだな………白い毛に金の瞳。なかなかいなくてすごい綺麗だし……」
敦賀君が私をまじまじと見つめるせいか、変な汗と動悸がした。
「君は美人だからね、適当な名前はつけられないし…」
『ひゃっ!!』
敦賀君は私の顎をくすぐる。
ひゃあっ!!なんだろ、本当に猫ってここ触られると気持ちいいんだ!!か、体から力が抜けてくぅ……
「うーん、白………ホワイト。うん、ホワイトにしよう」
『ええええ!!』
そのまんまじゃん!!白にされるよりはいいけど!!
「あ、気に入った?良かった」
『違うよ!!』
って言っても、分かんないんだろうな。まぁ、いいか。問題なのはそこじゃないし。
この先どうするかなんだから………


