【戦後70年】あなたがいた夏


『お母さん待ってて!!今どかしてあげるから!!』


私は大粒の涙を零しながら必死に退かそうとしていたとき____


『星ちゃん、もういいからやめて!』


なに、言ってるのお母さん…?


『早く逃げなさい。もうすぐこの家は崩れちゃう。早く逃げて、お願い。』


お母さん真剣な眼差しで訴えてくる。


『そ、そんなこと、できる、わけないじゃん…』