「落ち着いたか?」 どの位そうしていただろうか。 彼の胸から顔を離すとそこは涙で湿っていた。 「ご、ごめんなさい!!」 「いいよ、気にするな」 彼はそっと微笑み返してくれる。 「とっても助かりました。本当にありがとうございました」 私は涙でぐちゃぐちゃになった顔を拭い、微笑みながら感謝を述べる。 「君、これからどうするんだ?」 「わか、りません。」 本当にどうしよう。家もない家族も親戚もいない。これからどうしていけばいいんだろう。 そんな事を考えていた時_______