【戦後70年】あなたがいた夏



そう言い私に水筒を渡してくれた。



…水!


私は蓋を開け勢いよく水を身体に流し込む。




「勢いが良すぎだ。もっとゆっくり飲め。」


彼はクスクスと私を見ながら微笑んでいた


「本当にありがとうございます!」


私は喋れるだけの気力を取り戻しぺこりと頭を下げ、御礼を口にした。