行く当てもなく走り続ける。 走り続けている間も涙は溢れ出して止まらなかった。 優しいお母さんに、怒ると怖かったお父さん、私にべったりだった妹。 今までの家族との思い出が蘇ってくる。 「…っふぇ」 涙と嗚咽が止まらない。 でも、早くこの町から抜け出したくて。 私は走り続けた__________