「いらっしゃいませ。青野様。お車お預かりいたします。」


ウェイターさん?みたいな服を着て頭をさげて来た人。

多分偉い人。


「あぁ。いつのも場所に。」


鍵を渡した翔は私に手を伸ばして


「行こうか。」


って甘い甘い笑顔で笑った。


会場に入ると


「輝星ー!!」


ドンッと背中に来た衝撃で前のめりに倒れそうになる。


「わぁっ?!」


「危ないっ!!」


誰かが抱き止めてくれた。

「ごめんなさい。」


「いや、気をつけ……本城?」