「ただいまです!」


「お帰りなさいませ。」


いつも通り迎えてくれるメイドさん達。

けど、違和感が……


「お帰り。輝星夜。」


気持ち悪い程ニコニコな翔が何故か、玄関で私を迎えてくれる。


「た、ただいま。」


踵を返して逃げ出したくなる笑顔をむけられる。


「えっと…。着替えてくるね!」


「輝星夜!ちょっと待っ」


着替える前に飲み物をって思ってリビングをあけると


「あら?お帰りなさい輝星夜さん!遅かったのね?」


「輝星夜ちゃんお帰り。」