声がした方を見たら


「かっ…青野先生!どうしたんですか?」


翔が立って居てビックリして、思わず立ち上がってしまった。


「フフっ。補修の君達に差し入れだよ〜。」


ガサッて出したのは


「………アイス。」


神田くんが声を出した。
顔を見たら、子供みたいに嬉しそうな顔だった。


「アイス好きなの?」


コクッて大きく頷く神田くん。

だけど、ハッとして


「……子供って言うんだろ。」


そう拗ねた顔を見せてきた。
それにクスクス笑ってしまう。