輝星夜side



あれから1ヶ月経ちました。
変わった事は、一緒に寝るようになった事。

それ以外は変わった事はない。


今は学校で、1週間後に控えたテストに向けての、自習の授業。
前には美夜が居て

うーん、うーん

って唸ってる。


「どうしたの?美夜。」


声をかけたら


「分かんないよ〜!!マジでヤバい!!今回死んだかも!!」


もう半泣き。

でも美夜ってそんなに頭悪いって訳じゃないよね?


「何やってるの?」


「数学。2年になってからさっぱりなの…。あーもう、無理だぁ。」


「まぁまぁ。」


美夜をなだめていたら


「なんだよ美夜。分かんねーなら、目の前の優秀な奴に教えてもらえば良いだろ?」


颯汰が来て、そんな事を言った。