輝星夜side


止まらなくなるからと、車を出した翔。

そんな私達に会話はない。



でも嫌な沈黙じゃなくて…











「星夜〜?輝…夜?」


う…ん?誰?

ソッと目を開けたら


「うきゃ?!」


翔のドアップな顔。


「あ、起きた。」


なんて笑顔で言われたら…また、寝ちゃったんだ…。



あーあ。やっぱり子供だよね…。




車を降りて、助手席をのドアを開けてくれる彼に"キュン"なんて…




でも、これから心臓爆発するくらい凄い事するんだよね…。





「今日の夕御飯、輝星夜が作ったのが良い。」


玄関で靴を脱ぎながら言われた一言に


「え?!今から?!」