「俺は嬉しい。けど、無理してない?まだ、結婚して3週間だよ?」


俺の背中に手を回して、胸に顔をくっつけてきた輝星夜。


「無理はしてないって言ったら嘘になるけど……。」


口ごもって黙る。


「けど?言って?」


「……嫉妬しちゃう。」


嫉妬?もしかして、俺の過去の女達に?


「翔が今まで付き合った人達に。

そんな嫉妬してもあれだって思うよ。仕方ないって。

でもその人達と出来て、私ってなって、出来ないって言われたら嫌なの。

だから、翔を信じてない訳じゃないけど、私全部を好きってそういう自信が欲しい。」