あっ、ヤキモチ…。

翔さんの顔が赤くなるのと同時に私の顔も赤くなる。


「なんで輝星夜が赤くなるの?」


「あのっ。だって。」


そう言った所で


「はいはーい。甘い時間をお邪魔しますよ〜。」


カーテンを開けて入って来たのは美夜と保健室の先生。


っ!!保健室の先生にバレちゃっ!


「全く。翔。少しは場所を気にしなさいよ。バレたら輝星夜ちゃんが危ないでしょ?」


…………えっ?!
なんで私の名前を?

名字が分かるならまだしも…。


「輝星、教室行こうよ。授業始まるよ。」


翔さんを睨みながら言ってきた。