「ごめんごめん。
きちんと成長出来てるか。
もし出来てなかったらって思ったら怖いんだ。

例え障害があろうが俺はこの子を愛せる覚悟はある。」



私のお腹を優しく撫でながら言ってくる。



「障害があって辛い思いをするのは主に母親だって言うだろ?

それに、世の中には偏見ってもんがある。

それに打ちのめされるかもって思うと怖くてたまらないんだ。

情けなくてごめんな。」



お腹に置かれた手は震えていて、どうにか安心させたいと手を重ねた。