けど、もう高齢で私を養えなかった。



そこでおばあちゃんは私に1通の手紙を渡した。


「お母さんからだよ。」


差出人はもちろんお母さん

『輝星夜へ
最後まで育ててあげられなくてごめんなさい。許して。

おばあちゃんは高齢であなたを育てるのは厳しいと思い、勝手ながら婚約者にあなたを引き取って欲しいとお願いしました。

婚約者については、あたなが産まれる前から居て、20歳になった時に言おうと思ったんだけど…。

こんな事になってごめんね。
今日からはこの人にお世話になってね。 ママより』