秘密の関係〜先生と私〜

「なんで天嶺さんが?!」


確か臨時だって……


「正式にこの学校の保険医になったのよ〜。」


ニッコリ笑う天嶺さんは、前に会った時と変わらない色気を振り撒いてる。


「輝星夜ちゃんが文化祭来るからって、翔に見張ってって言われたの。

無理しないようにってね。」

ウィンクする天嶺さん。
女の人だけど、悩殺されそう…。


「もう、過保護なんだから!そう思いませんか?」


「まぁ確かに過保護かもね。でもね、全部、輝星夜ちゃんを心配してるのよ。

悪い虫がつかないようにって。」


意味深な笑みを浮かべた天嶺さん。

首を傾げたら


「きー!」


聞きなれた人の声が…