「輝星夜ちゃん。本当にありがとう。」


お義父さんまで涙ぐんでいて、こっちまでつられそうになった。


「いえっ。私こそありがとうございます。」


そう笑いあった。












妊娠5ヶ月経ちました。


「本当に良いの?輝星夜。」

「うん。もう決めたから。」


私は今日学校を辞めます。
悪阻が酷くて、ここ暫く学校に通えなくて、辞める事を決意した。


美夜や颯汰、真夏くんにあんまり会えなくなるのは悲しいけど、決めたんだ。