嬉しくて翔に抱きついた。

「あっ!飛ぶな!もう1人の体じゃないんだからな!」


とか言いつつ嬉しそうに抱き止めてくれた。

ちょうどその話をしていたら


「輝星夜さん!今の本当なの?!」


お義母さんが、翔と私を引き離して、そう聞いてきた。


「あっ……。はい。」


怖くてお義母さんの顔を見れない。


お義父さんの顔も。




さっきと同じように俯いていたら


「ありがとう!ありがとう輝星夜さんっ。」


ギュッと抱きつかれて言われた。



お義母さんの声は涙声でビックリした。