翔にも報告しなきゃ。

ドクンドクンって、心臓が速くなる。

大丈夫。大丈夫。
きっと、大丈夫。





「ただいまです。」


って言ったは良いものの、部屋が真っ暗い。

……どういう事?


「誰も居ないの?」


そう声を出した瞬間パッと電気が付いて目に入る

"翔様 輝星夜様の結婚式"
の文字。

訳が分からなくて首を傾げてたら


「輝星夜!」


「輝星〜!」


って続々と、私と翔の関係を知ってる人達が、ドレスやスーツで現れた。


「え?え?何これ?」