笑った。



多分、今までで最高の笑顔なんじゃないかってくらいの笑顔を。


「好きな人の側に居れて、大好きな親友も居て、大好きな幼馴染みも居て、初めての幼馴染み以外の男友達も居て、幸せじゃない訳ないじゃん?

気持ちは違うけど、私だって颯汰の事大好きだよ。

側に居てくれないとヤダよっ。」


「……おぅ。んじゃ、あの紙の犯人見つけるか。

大好きな幼馴染みが困ってるもんな!」


颯汰も、涙を堪えながら笑ってくれた。


ありがとう。颯汰。