「この子、俺だけのだからダメ。」


………………。
顔に熱が集中する。




翔のこういう所、凄く恥ずかしくなる。



けどそれを嬉しいとも思うんだ。


それから沢山の人に挨拶をして、2人でベランダに出ると、後ろから抱きしめられた。


「ハァ〜連れて来なければ良かった。本当可愛すぎ。嫉妬でどうにかなりそうなんだけど?」


「私だってそうだよ。翔、女の人に体触らせ過ぎたからね?もうそろそろ、私怒るよ?」


頬っぺたを膨らませながら言えば



クスクス笑って


「ん。ごめん。もうしないよ。」


って、膨らませた頬っぺたにキスをされた。