「クレアありがとう助かったわ」 やっと部屋に戻れる。 ほんとクレアには感謝だ。 「いいえ、お嬢様が困っていましたので当然の事をしたまでです」 そう言ってニコリと笑ったクレアが天使に見えた。 「あ、そういえば私明日の朝マリアーナ国に1ヶ月行くんだけど、クレアも一緒にきてくれないかしら?」 そんな私の急な言葉も、 「私はソロお嬢様の侍女です。何処までもついていきますよ」 とすぐに返してくれたクレアはやはり私の天使だ。