生まれて17年。

付き合って1年。


ーーーー初めてキスをした。



羽実の唇は柔らかくて あったかかった。

「ーーーーーとめないでーー」

その一言が斗士に更に熱を加えた。



「んっ」

「ウミ…口開いて」

「えっ、んっんんっっ」



羽実の口の中に舌をねじ込む。
羽実をもっと味わえるようにーー
2人の体温は徐々に燃え上がっていくーー

斗士の指先が羽実の股の間をスルスルと泳いでいく。



「きゃっ トシくんくすぐった…んんっ」



羽実の言葉を遮るように唇を近づける。指は相変わらず勿体ぶるように股の間を泳ぎつづけ、片方の手が羽実の胸元へと行く。

少しずつ浴衣が崩れていくーーー



「下着…ないんだね…」

「んっ 浴衣たがらっ … んっ」


斗士は手で胸を愛撫し始めた。数回愛撫し終わると羽実の唇から自分の唇を放し胸元へと近づけた。