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「は、はぁぁぁ!?
可愛い親友が困ってんのに、なにその一言!!偽物の占い師か!ばか!」

「あんたは可愛いくもないし
わたしは占い師じゃありません。」


ちぇ。

偽物田中って呼んでやるんだからー!

でも、親友ってのは否定しなかった。
ツンデレだなップププ

田中との出会いは高校の受験のときだった。
わたし、あの時から鈍臭いって言われてて、受験のとき、筆箱自体忘れちゃって
焦ってた。
まあ、そのとき受かる気しなくてやる気なかったし、私立行くつもりだったから
筆箱なんかわざと忘れてきたもんだよ。
でも、そんとき隣に座ってた
誰とも勉強一緒にしない真面目で無口な女の子が横目でこっちガン見してて、
なんだろう。っておもってたら、
無言で右手に黒色のシャープペンシルと小さい消しゴムを貸してくれた。
それが、田中。
でも、実はあの小さい消しゴムなかなか消えなくて違う人に借りちゃったんだよね。えへへ。田中は気づいてないだろうけどッ