眞子の顔は真っ赤で
目を真ん丸くして瞬きなんか
していないほど
驚いていた。




恥ずかしいくらいに俺は
覚えている。



俺はとっさに
アドバイスをくれたスタッフさんに
ありがとうと伝えた。




「ゆ、裕翔なんでお礼?」

「内緒。」







えぇーっといい
少し照れながらはにかむ。



「眞子」

「なに?」

「好きだよ。」

「それさっき聞いた!フフッ」




2人手をつないで観覧車を離れた…。