空回り~2年の月日~


「ははっ。お前みたいなバカがよく入れたな。

青山とってことはあの頭のいい星王だろ?

授業ついていけんのかよ~」



はい、大好きな幼なじみを、

バカにすることしかできない俺。乙です。



「別にいーし。受かったのは事実だもん」


あー、やべ。怒っちまった。


「…でもおめでと。」


ボソッと出た俺の本音を、彼女は聞き逃さなかった。


「えっ!?

ね、今、おめでとうって言った!?」


一瞬でパッと明るくなる最愛の表情は天使みたいだった。


「…悪いかよ」


「悪くないよ、ぜんっぜん!
ありがとね」


「お、う」



幼なじみとのこの大事な時間。


壊したくねーよ。