…この結婚式中、俺はずっと菜央を通して菜緒を見てたような気がする

結婚式、新婚旅行を終えた俺と菜央は新婚生活を送るために二人で引っ越した10階のマンションの最上階のベランダにいた

菜央「あーあ、結婚式も新婚旅行も終わっちゃったね…つまんないな~」
純「また明日からは会社か…」
菜央「私は寿退社だからもう行かなくてもいいもーん」
純「同じ会社に行ってたのにな」
菜央「何?純君、寂しいの?可愛いところあるじゃん!ヨシヨシ」
純「やめろよ、菜央…」

菜央が俺をガキ扱いするからあの時のことを思い出した…