10年後


菜央「純君、準備出来た?」
純「ああ、菜央は?」
菜央「ふっふっふ、ジャーン!どう?」

菜緒…ああ、やっぱりお前はきれいだな

純「ああ、きれいだよ」
菜央「もうすぐだね、私たちの結婚式」
純「そうだな」
菜央「もう、緊張してるのは分かるけど、なんか話してよね」
純「悪い…」
同僚「おめでと、高橋!まさかお前に先越されるとは思わなかったよ…」
純「俺もだよ、てっきりお前のほうが先に結婚するんだと思ってた。あの彼女と」
同僚「その話をするんじゃない!そして笑うな!」
純「悪い悪い」
菜央の同僚「なーお!おめでとう!同期で2番目だね!でも菜央、出世しそうだったのにこのタイミングで結婚するなんて思わなかった」
菜央「私は出世なんか興味なかったし、ただ単に真面目にやってただけだから」
菜央の同僚「でも、残念。まあ、菜央が決めたことだしこれ以上は何も言わないよ」
菜央「ありがと!」